地域の中核病院としての役割を果たします 

院長の國本健太です。
皆様よろしくお願い致します。國本院長

 当院は、東根赤十字病院の廃院を受け、1962年9月に開院した三市一町で構成する自治体病院で、今年で61年目に入ります。昨年度から新病院建設に向けての準備も始まり、身の引き締まる思いです。 

 私ども北村山公立病院の職員は、病院の理念である「皆様の健康と命を守り、医療を通じて心の支えとなる病院」を目指しています。

 このことを実現すべく次のことを実践します。

1.断らない病院
 24時間365日、断らない病院を目標とします。
  2次救急病院として、初期治療から入院まで、医師、看護師、医療スタッフが24時間体制で対応します。

2.自己完結型医療の提供と地域完結型医療の構築
 できる限り地元での医療を提供することを大切にしています。可能な限り初療から治療終了まで、一貫して行う自己完結型医療の提供を目指しますが、より高度で専門的治療が必要な場合には、高度医療を担う病院と連携して、地域完結型医療の構築を目指します。

3.一次脳卒中センター
 脳卒中の患者さんを24時間365日受け入れています。

4.回復期リハビリテーション
 急性期治療を終えて、自宅に帰るまでの一定期間、脳血管障害リハビリテーション、心臓リハビリテーション、運動器リハビリテーションを回復期病棟で行います。

5.感染対策
 新型コロナ感染症に対して検査システムを早期に導入し、いち早い診断を心がけています。また、一般患者さんとの動線を分けた診療体制を構築しています。
 山形県からの要請を受けて、新型コロナウイルス感染症の患者さんを受け入れる体制を整えています。

6.患者支援センターの構築
 将来的には、地域連携、入退院支援、患者相談などを総合的に扱う患者支援センターを構築し、患者さんやご家族との話し合いを深め、患者さんの状態に合わせた介護や福祉サービスが受けられるように支援します。

7.臨床研修連携病院
 山形大学、日本医科大学と連携し、研修医の受け入れ体制を整えています。

8.人材育成
 専門・認定看護師や専門薬剤師の育成、研修医、医学部学生、看護学生、薬学生、リハビリテーション学生、救急救命士の研修を積極的に受け入れ、学ぶ機会を設けています。

 私自身は、患者さんの立場に立ったチーム医療を実践するために、職員と共に努力していきます。また、新病院建設に向けて、勇往邁進していく所存です。

 皆様よろしくお願い致します。