地域の中核病院としての役割を果たします 

院長の國本健太です。
皆様よろしくお願い致します。國本院長

 当院は、東根赤十字病院の廃院を受け、1962年10月に開院した三市一町で構成する自治体病院で、今年で62年目となります。私ども北村山公立病院の職員は、病院の理念である「皆様の健康と命を守り、医療を通じて心の支えとなる病院」を目指しています。

 このことを実現すべく次のことを実践します。

 私自身は、患者さんの立場に立ったチーム医療を実現するために、ATM(明るく・楽しく・前向きに)を合言葉に、職員と共に努力して参ります。
  また新病院建設に向けて、勇往邁進していく所存です。                          

1.断らない病院
 24時間365日、断らない病院を目標とします。
  2次救急病院として、初期治療から入院まで、医師、看護師、医療スタッフが24時間体制で対応します。

2.自己完結型医療の提供と地域完結型医療の構築
 できる限り地元での医療を提供することを大切にしています。可能な限り初療から治療終了まで、一貫して行う自己完結型医療の提供を目指しますが、より高度で専門的治療が必要な場合には、高度医療を担う病院と連携して、地域完結型医療の構築を目指します。

3.一次脳卒中センター
 脳卒中の患者さんを24時間365日受け入れています。

4.回復期リハビリテーション
 急性期治療を終えて、自宅に帰るまでの一定期間、脳血管障害リハビリテーション、心臓リハビリテーション、運動器リハビリテーションを回復期病棟で行います。

5.感染対策
 新型コロナ感染症に対して検査システムを早期に導入し、いち早い診断を行っています。

6.患者支援センターの構築
 将来的には、地域連携、入退院支援、患者相談などを総合的に扱う患者支援センターを構築し、患者さんやご家族との話し合いを深め、患者さんの状態に合わせた介護や福祉サービスが受けられるように支援します。現在は退院後の援助を行うために、病棟ごとに担当者が介入しています。

7.臨床研修連携病院
 山形大学、日本医科大学と連携し、医学生ならびに研修医の受け入れ体制を整えています。

8.人材育成
 専門・認定看護師や専門薬剤師の育成、研修医、医学部学生、看護学生、薬学生、リハビリテーション学生、救急救命士の研修を積極的に受け入れ、学ぶ機会を設けています。
  現在感染管理、皮膚・排泄ケア、認知症、癌薬物療法、クリティカルケア、慢性心不全の認定看護師6名を養成し、医療と看護の質を高めています。

  皆様よろしくお願い致します。