当院では、救急救命士の就業前・再教育・気管挿管病院実習に協力しています。

 万が一、自分自身や愛する家族・友人の身に、不慮の事態が発生したとき、いち早く駆けつけ、救急現場や救急車内で応急処置を行うのが、救急救命士です。

 当院では、東根市・村山市・尾花沢市消防本部に所属している救急救命士の病院実習を受け入れ、メディカルコントロール指導医のもとで、技術の向上を図っています。

 また、一人でも多くの命を救うため、三市各消防署と当院に『ホットライン』を設け、医師が直接現場の救急救命士に指示する体制を整えています。

■救急救命士就業前病院実習■

 救急救命士は、国家資格を取得した後、救急の現場で適切に救急救命処置が行えるよう、実践に即した手技を身に付けるため、救急救命士として実際に活動する前に、約160時間以上の病院実習を行うことになっています。

 技術の習得はもちろん、医療機関で行われる救急処置や治療内容を理解するとともに、医療機関とのより良い関係を構築し、これからの救急救命士としての活動に備えます。

■救急救命士再教育病院実習■

 救急救命士は、国家資格であり、専門技術職でもあります。特に人命を扱うために、生涯にわたり技術の向上・自己研鑽が必須です。

 すでに資格を取得し活動している救急救命士も、医療の進歩に対応する知識と技術の習熟、これまでに習得した技術の検証、医療機関との連携の維持などを目的に、継続して病院実習を行うことになっています。

■救急救命士気管挿管病院実習■

 救急救命士は、これまで医師のみが行うことを認められていた救命処置である「気管挿管」を平成16年7月から適応症例に対し行えるようになりました。
 救急救命士が、気管挿管を行うことにより、救急現場で確実な気道確保ができ、救命効果の向上が期待されます。
 
 救急救命士が救急現場で気道確保を行えるようになるためには、病院実習が義務付けられています。
 病院実習は、病院の手術室において麻酔科専門医のもとで行われます。
 実習を行う際は、医師が患者さんに説明を行い、必ず同意を得てから行います。もちろん、同意をいただけないからといって、患者さんが不利益を受けるようなことは一切ありませんのでご安心ください。
 ※「気管挿管」とは・・・人工呼吸を必要とする患者さんに対し、口から気管にチューブを挿入し、チューブから肺に直接酸素を送り込む医療行為のことです。

 
  当院では、救急室をはじめ、病棟や手術室などで救急救命士の病院実習を受け入れています。

救急救命士が行う病院実習に
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。