アルツハイマー病の新薬【レカネマブ】治療についてのお知らせ

 2023年12月に、これまでの薬剤とは全く異なる作用機序の認知症治療薬であるレカネマブが登場しました。この薬剤は、アルツハイマー型認知症の原因となる脳内に貯まったアミロイドβというタンパク質を除去することによって症状の進行を抑制することが期待される薬剤です。
 
 この新薬による治療は、医師の配置や副作用への対応などの厚生労働省が定めた「最適使用推進ガイドライン」に従い行う必要があります。当院でもこのガイドラインに従い、レカネマブを適切、安全に投与する体制を整えています。

 対象となる方は、「アルツハイマー型認知症による軽度認知障害(MCI)」と「アルツハイマー型認知症による軽度の認知症」の方が対象となります。あらゆる認知症の方が適応となるわけではありません。当院では、診断~治療までシームレスに実施が可能となっておりますので、診断・加療をご希望の方は、医事情報課地域連携係にて脳神経内科の予約をお取りください。

 

ご予約・お問い合わせ

 医事情報課 地域連携係 電話 0237-43-7001(直通)

 (月)~(金) 午前8時30分~午後4時 (祝日・休診日を除く)

 日常生活動作の聴き取りが重要になりますので、初診時は必ずご本人の日常の様子をよくご存じの方とご一緒に来院してください。

  ※定期的に外来を受診されている方は、直接受診時にスタッフにご相談ください。

 

 

認知症抗体医薬「レケンビ®(レカネマブ)」治療を検討されている方へ

pdfファイル「認知症治療医薬「レケンビⓇ(レカネマブ)」治療について」(PDF:829kB)