脳神経内科
外来診療
令和7年4月1日現在
外来診療日 [●が診療日となります]
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
午前 | ● (予約のみ) |
● (新患予約のみ) |
● (予約のみ) |
● (予約のみ) |
● (予約のみ) |
外来担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
午前 | 中嶋信人 | 中嶋信人 | 中嶋信人 | 中嶋信人 | 中嶋信人 |
脳神経内科紹介
日本神経学会専門医制度准教育施設・日本認知症学会教育施設
脳神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気を診る内科です。体を動かしたり、感じたりすることや、考えたり覚えたりすることが上手にできなくなったときにこのような病気を疑います。具体的にはパーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋委縮性側索硬化症などの神経変性疾患、アルツハイマー病など認知症を呈する疾患、多発性硬化症などの脱髄疾患、髄膜炎などの神経系感染症、多発筋炎・重症筋無力症などの筋疾患、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、頭痛やしびれなどを中心に診療を行っています。
神経疾患の診断は容易でないことも多いですが、当院では外来での問診および神経診察を重要視しており、加えて頭部MRI・MRA検査、脊髄MRI検査、脳血流検査、末梢神経伝導検査、血液・髄液検査などを行い、より正確な診断に心がけ、その診断に基づいて治療を行っております。最近では、特に認知症診察に力を入れております。神経心理検査や画像検査(MRI検査、脳血流検査、必要に応じてMIBG心筋シンチやダットスキャン)などを用いてより正確な診断を行い、治療や対応方針を決定しています。
受診を希望なされる患者さんは、毎週火曜日は新患予約外来としておりますので、かかりつけ医の先生から当院 「医事情報課地域連携係」を介しご紹介いただき、予約をお取りください。
診療副部長 | 中嶋 信人【なかじま のぶひと】(平成15年卒) |
専門資格 | 日本内科学会認定内科医 日本神経内科学会神経内科専門医・指導医 日本認知症学会認知症専門医・指導医 日本脳卒中学会専門医 |
専門分野 | 神経内科一般 |
特殊検査・特殊治療等
CT、MRI、MRA検査、脳血流SPECT検査、脳波検査、神経伝導速度測定検査、筋電図検査、頚動脈超音波検査etc、認知症抗体薬「レカネマブ」投与可能医療機関
認知症抗体医薬「レケンビ®(レカネマブ)、ケサンラ ®(ドナネマブ)」
治療について
2023年からこれまでの薬剤とは全く異なる作用機序の認知症治療薬である認知症抗体医薬が登場しました。
この薬剤は、アルツハイマー型認知症の原因となる、脳内に貯まったアミロイドβというタンパク質を除去することによって、症状の進行を抑制することが期待される薬剤です。
この薬剤による治療は、医師の配置や副作用への対応などの厚生労働省が定めた「最適使用推進ガイドライン」に従い行う必要があります。当院でもこのガイドラインに従い、認知症抗体医薬を適切、安全に投与する体制を整えています。
対象となる方は、「アルツハイマー型認知症による軽度認知障害(MCI)」と「アルツハイマー型認知症による軽度の認知症」の方となります。あらゆる認知症の方が適応となるわけではありません。当院では、診断~治療までシームレスに実施が可能となっておりますので、診断・加療をご希望の方は、医事情報課地域連携係にて脳神経内科の予約をお取りください。「認知症抗体医薬治療を考えている患者さんとそのご家族へ」をダウンロードする(PDF:874kB)
ご予約・お問い合わせ
医事情報課 地域連携係 電話 0237-43-7001(直通)
(月)~(金) 午前8時30分~午後4時 (祝日・休診日を除く)
日常生活動作の聴き取りが重要になりますので、初診時は必ずご本人の日常の様子をよくご存じの方とご一緒に来院してください。
※定期的に外来を受診されている方は、直接受診時にスタッフにご相談ください。
当院脳神経内科における臨床研究に関するオプトアウトのお知らせ
研究情報の公開について(オプトアウト)
臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究等については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。今回のオプトアウトを用いた臨床研究は次の通りです。
なお、研究協力を希望されない場合は、下記担当者までお問合せください。
【担当者】 北村山公立病院 脳神経内科 医長 中嶋 信人
連絡先 0237-42-2111(平日9:00~17:00)