開院60周年に寄せて

 今年10年1日に当院は開院60年を迎えました。院長

 前身の東根赤十字病院が昭和24年に開院して以来、この東根市の地に73年にわたり病院が存在してきたことになります。

 東根赤十字病院の廃院を受け、北村山公立病院が三市一町の自治体病院として開院し、ほぼ途切れることなく医療を継続することができましたことは、当時の構成市町長、関係機関の方々の多大なる努力と熱意の賜物であると、過去の資料を拝見し感じております。

 開院から現在まで、当院は、地域住民の皆様に昼夜を問わず対応し「医療の空白を生じさせない」という信念を持って取り組んでまいりしました。

 60才は、人生で言えば還暦です。

 これまでの労をねぎらい、これからも長生きしてくださいという思いでお祝いをする歳ですが、残念ながら、現在はコロナ禍で大々的な祝典は行えません。

 昭和37年の開院から病院の歴史を振り返り、これまでの実績を踏まえ、今後さらなる良質な医療を提供し、住民の皆様の信頼に応えるべく、今後も努力と研鑽を積み、新たな歴史を作り出すことを改めて決意する次第です。

 当院職員は、この節目に働いていることに自負を持ち、自分の責務を果たす努力を続けてまいります。 

北村山公立病院60年のあゆみ

当院60年のあゆみをYouTubeでご覧いただけます。 

※音声はありません。

YouTubeで観る→https://youtu.be/pvrHfioTKNA